7月15日は「ファミコンの日」――ゲームの歴史が動いた日

1983年7月15日、日本においてエンターテインメントの歴史を大きく塗り替える製品が誕生しました。
それが、**任天堂の「ファミリーコンピュータ(ファミコン)」**です。

この日を記念して、毎年7月15日は「ファミコンの日」とされています。
ファミコンの登場は、家庭で気軽にテレビゲームを楽しむという文化を根づかせ、以降のゲーム業界に大きな影響を与えました。


■ ファミコンとは?

正式名称は「ファミリーコンピュータ」。
小さな赤と白の本体にカセットを差し込むことで、多彩なゲームソフトが楽しめる家庭用ゲーム機です。

当時のキャッチコピーは「テレビの中に友だちがいた」。
ゲームセンターでしか遊べなかったアーケードゲームを家庭で遊べる画期的な製品として、子どもから大人まで爆発的な人気を集めました。


■ 名作ソフトの数々

ファミコンからは、現在も続く数々の人気タイトルが誕生しました。
今もなお新作が発表され続ける超ロングセラーシリーズとなっています。


■ 社会現象を巻き起こしたゲーム文化

ファミコンの登場によって、家庭にテレビゲームが普及し、「ファミコンブーム」と呼ばれる社会現象が起きました。
ゲームセンターに通う必要がなくなったことで、兄弟や親子で一緒にゲームを楽しむという文化が生まれ、「テレビゲーム=子ども向け」というイメージを超えて、幅広い世代に受け入れられました。


■ いまこそ、レトロゲームを楽しもう

現代のゲームに比べて、ファミコンのゲームはシンプルながら奥深く、独自の面白さがあります。
最近では、ミニファミコンやバーチャルコンソールなどで名作ゲームが再び楽しめるようになっており、
レトロゲームへの関心も高まっています。


7月15日、ゲームの原点に立ち返り、かつて夢中になったあの一作をもう一度プレイしてみてはいかがでしょうか。
時代を越えて受け継がれる「遊びの力」を再発見できる一日になるかもしれません。